陸別町に関するニュースをお届けします。
十勝毎日新聞社デジタルメディア室発行
【陸別めーる】より
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2012年4月16日の記事
陸別の木彫り職人・関正夫さん米寿で現役
【陸別】町の木彫り職人関正夫さん(87)は、馬をモデルにしたレリーフや置物、縁起物などの作品を作り続けている。5月で米寿を迎えるが、「最期の最期、息を引き取るまでやりたい」と、その創作意欲は衰えることを知らない。12日には親交のある民謡関係者らが関さんの自宅を訪れ、宴や民謡で一足早い米寿を祝った。
関さんは1924年、山形県の酪農家生まれ。生まれたときから馬との共同生活だったという。39年に満州開拓に参加し、遊牧の民や馬を見た。43年に宮城農学校獣医畜産科に入ったが太平洋戦争が激しさを増し、釧路管内白糠町の軍馬補充部に務めた。44年には東京の近衛師団で馬の扱いを指導した。
49年に足寄町茂螺湾に入植、70年までは農家だったが、その後に離農。町職員の勧めで町の研修施設で木彫を学び、職人へと転身した。
人生の大半を馬と過ごすうち「馬にずいぶん苦労を掛け、自分も助けてもらった」との思いが湧くとともに、軍馬に徴発され置き去りにされた馬への鎮魂も兼ね「馬なら彫れる」と木に向かった。以来40年以上、作品は300を超える。
高齢となり、体力的な衰えはあるが、創作意欲は増すばかり。「腕は落ちていないはずだ」と話し、円熟味を増す技術で、30種を超える彫刻刀を操り作品を創る。5日には町にレリーフを寄贈した。
12日には馬の置物などが縁となり親交のある、十勝民謡友の会連合会師匠の九本栄一さん(幕別)ら7人が関さんの自宅を訪れ、祝宴を開いた。出身の山形県の民謡が次々と披露され、関さんは妻の敏子さん(84)と楽しんだ。関さんは「祝ってもらいありがたい。木彫りはまだまだできていない。ノミを持ったまま死ぬまでやる」と意欲を新たにしていた。(菊池宗矩)
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2012年4月15日の記事
27チームがV目指し熱戦、陸別でミニバレー交流大会
【陸別】町体育連盟(山本厚一会長)主催の「2012陸別オーロラ杯ミニバレー交流大会」が陸別中学校体育館で開かれ、2部全27チームが優勝を争った。
1日開かれた。開会式で山本大会長が「体育連盟50周年を迎え、オホーツク圏、十勝圏から110人の選手が参加して親睦と交流を深める大会が開催されることは大変意義がある」とあいさつ。澤村寿展教育長の来賓あいさつ、選手宣誓に続き、熱戦が繰り広げられた。(斎藤朋子通信員)
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2012年4月14日の記事
陸別教育研究所が家庭学習の手引き作製
【陸別】児童・生徒に家庭学習の習慣と意欲を付けさせようと、町内の小・中学校教諭らで構成する「町教育研究所」(所長・帰山孝美陸別小学校長)は「家庭学習の手引き」と「家庭学習ガンバリ表」を作製した。
町として小・中学校の9年間を見越し、統一したスタイルで家庭学習の習慣化を図る。小学校の各学年と中学校の7つのカテゴリーで、家庭学習環境についての問い掛けや学習内容へのヒントを与えている。
小学6年生の場合、テレビやゲームのスイッチを消すことや、漢字を練習帳に1ページ書いて自分でテストすること、その日に学校で学習したことの復習などを盛り込んでいる。
今年度は児童・生徒が決められた時間、学習することを重視し、小学生は学年×10分、中学生は1年生1〜2時間、2年生1・5〜2・5時間、3年生で2〜3時間学習し、目安の時間を達成したら「ガンバリ表」に「○」を書き込む。保護者と子供が、家庭学習について話すきっかけにもする。
作製の中心となった齋藤修一・陸別中教諭は「子供と保護者が関わりながら、机に向かう習慣を付けられれば」と話している。A4判、各1枚で、今月中旬に各家庭に配布する。
(菊池宗矩)
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2012年4月10日の記事
米寿で毎日書道展会友、陸別の早坂さん
【陸別】町の早坂道子さん(88)=雅号・径雪さん=が、国内最大規模の書道展「毎日書道展」の会友に昇格した。書道を始めたのは59歳と遅いが、全道、全国の書道展で入選を続ける腕前。「魂の入った字」を書くために運動を怠らず、書が健康づくりにもつながっている。米寿を迎えた今も、かくしゃくとした姿で筆を取っている。
早坂さんは、同書道展に10回入選し、2月に会友昇格が認められた。国際現代書道展(旧全道展)も会友だが、今回は全国規模で作品が認められた証しで、「好きで続けていることだけど、やっぱりうれしい。家族の理解があってこそ」と喜びを語る。
町内で食料品店を営む早坂さんは、58歳で夫の英一さんを亡くした。跡継ぎの長男から「これからは好きなことをしたらいい」と勧められ書道を翌年から始めた。同町の書道サークル「郷墨会」に入り、書の月刊誌に作品を送り出した。
自室に置いた特製の台で、毎朝作品を書くのが日課。漢字にかな、全紙、半切、半紙と作品の種類は幅広く、特に精神修養に良いという写経を好んでいる。夫の27回忌には写経の巻物4本をしたためて家族に贈った。年2回の公募展出品の他、月刊誌に毎月10点余りを送り続けるなど、制作意欲は旺盛だ。
「習字は手だけでなく体で書くもの。健康でないと字に魂が入らなくなるから」と体力作りが制作を支える。毎朝のラジオ体操を欠かさず、町の介護予防教室や健康教室にも積極的に足を運ぶ。ウオーキングやエアロバイクにも取り組む結果、加齢による衰えはあるものの、視力は良く、腰もぴんとしている。早坂さんは「習字が好きだから続けてこられた。これからも書けるうちは書き続けたい」と話している。(安田義教)
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