いつもより長いです。記事が。
2017年7月1日(土)
念願叶って、今年のしばれロックフェスティバルに参加することができました。
陸別町と出会って19年経ちますが、この時期の陸別は縁遠く、
うわさに聞いていた「しばれロックフェスティバル」は未知の存在でした。
T.M.Revolution 西川貴教のファン仲間とノリでロックバンドを結成したのが約2年前。
LIVE後の飲み会で、なんとなく、でもバンド名まで決まりました。
同じくファン仲間が、海外を拠点にしている恋人とのコイバナで盛り上がっているのを横で聞いていて、世界時計というワードから「WORLD WATCH」に。
◆知り合いのデザイナーさんに作ってもらったWORLD WATCHのロゴ
ギター、キーボードは経験者。
ベースとドラムは全くの初心者。ちなみに僕はドラムです。
冗談みたいな船出ですね。
途中、ギターが所属していた旅劇団の遠征参加や、
僕の両親の具合が悪くなったりでバンド練習の間隔があく事はありつつもなんとか継続。
契機は昨年7月。
冊子『陸別が好き。vol.2』の取材で「しばれロックフェスティバル」の佐々木実行委員長にインタビューをさせていただきました。
その時の「バンド始めたんですよ」というちょっとした世間話から、
まさかこんな事になるなんて(笑)
実際に参加を決めたのは今年5月。
本当に「素人に毛が生えた」というより「毛が生えた素人」くらいのバンドなので、
メンバーですごく悩みました。
何より、人前で演奏したことがない我がバンド、
「このレベルで行ったら失礼ではないか」と。
でも、佐々木さんの
「今がチャンスですよ」
「今のレベルでいいんです」
「 是非是非是非まってまーーーす」
という暖かい言葉に背中を押され、参加を決意しました。
そこから頑張りました。
参加条件の一つに、オリジナル曲が1曲以上とあったので、
急遽オリジナル曲を作成。
ギターとベースが考えたコード進行とサビのメロディに合わせて僕が適当に歌った歌詞がほぼ採用されるという荒業。
結果的にバンド結成のきっかけとなった西川貴教の歌声をたたえる歌に。
これまで以上にスタジオにも入りました。6月には白浜で合宿もしました。
合宿では、食事の用意などをかって出てくれて、
練習に専念させてくれた仲間たちに感謝です。
バーベキュー超楽しかった。
そうこうしていると出来上がってきたフェスのポスターには
「WORLD WATCH(東京)」の文字が。
嬉しさ反面、1組だけ「東京」って、なんかハードルが(笑)
でももう楽しむしかないって感じですね。
フェス前日の夕方、羽田から女満別に向けて出発。
町に着いたのは22時ごろでしたが、空が晴れていて星がきれいだったので
到着後すぐに天文台へ。
木星、土星、月、アルビレオ・・・
銀河の森天文台が誇る直径115センチの反射望遠鏡「りくり」でたくさんの星を堪能しました。
肉眼で見上げる星空も素晴らしかったです。
この夜は翌日の事をいろいろ話しながらコテージで過ごしました。
フェス当日の朝はとてもいい天気。
最高のフェス日和です。
コテージ周辺で写真をたくさん撮影しました。
でも天気予報では午後から雨。ホントに?信じられないくらいの快晴です。
会場入りすると、明るかった空がだんだん空が暗くなってきます。
リハーサル、全体ミーティングと進めていくうちに
雨が結構な勢いで降ってきます。
ステージにテントが立てられました。
僕的には雨よりも初めてのステージという事での緊張というかソワソワというか、
そっちの方が勝ってました。
3番目。
出番は雨対応や途中の運動会イベントなどで予定よりも少し遅めの時間。
オープニングSE 陸別がすき 初音ミクversion
#1 陸別がすき WORLD WATCHアレンジ
#2 THUNDERBIRD WORLD WATCHアレンジ
MC・メンバー紹介
#3 West & River(オリジナル)
MC
#4 LIFE 目の前の向こうへ WORLD WATCHアレンジ
あっという間でした。
正直演奏レベルはまだまだ。
ドラム叩くのに精いっぱいで、
しかも、いつものドラムセットよりたくさんシンバルや太鼓がついていて、
もうどこ叩いていいかわからん状態に陥っていたし、
シンバル叩いた勢いで下にあるちっさい太鼓叩いちゃったりとかしたんです。
プチパニック!
でも、ちゃんとメンバーの様子も覚えてるし、4曲やり通せました。
ステージで演奏するのは楽しかったです。本当に。
幸い演奏中は雨も小降りになったり止んだり。
リハーサルや本番のステージで見た
他の出演バンドの皆さんの演奏はどれも素晴らしく、
勉強になる事ばかりでした。
ドラムに関していえば、皆さん「余裕がある」のをすごく感じました。
間も、姿勢も、すべてにおいて。
次は少しでも成長した姿を見ていただきたい。
そんな思いを強く持ちました。
演奏が終わった後は屋台で食事を楽しんだり、
他のバンドの演奏を聴いたり、フェスを満喫しました。
途中、野尻町長や本田観光協会長の挨拶で私の事を紹介してくださったり、
しばれロックファイヤーの点火式で、点火役に加えていただいたりと、
申し訳なく思うくらい嬉しいサプライズがたくさんでした。
本当にありがとうございます。
フェス後の懇親会でも、先輩たちにいろいろお話を聴かせていただきました。
一日で世界が広がった気がします。
佐々木さん、中村さんはじめ実行委員の皆さんありがとうございます。
参加したバンドの皆さんありがとうございます。
屋台で美味しい料理を作ってくれた皆さんありがとうございます。
雨の中会場に来てくれた皆さんありがとうございます。
合宿手伝ってくれたみんなありがとうございます。
そして僕が大好きな町に一緒に来てくれたバンドメメンバー
AKANE、FUMITO、TOMOZO、ありがとう!
WORLD WATCHの初ライブが「しばれロックフェスティバル」で本当に良かったです。