陸別めーる 2009年8月13日
陸別町に関するニュースをお届けします。
十勝毎日新聞社デジタルメディア室発行
【陸別めーる】より
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2009年8月9日の記事
りくべつ鉄道・ハイモがけん引 風を感じてトロッコの旅
「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」(町商工会運営)は8日、新たな乗車体験として「ハイモ君の旅」を試験的に実施した。排雪モーターカー(通称・ハイモ)がけん引するトロッコで、旧陸別駅構外の金澤踏切-石井踏切間(片道2.8キロ)を往復。森の中を走る約30分間の“旅”が乗客を楽しませた。反応が良ければ、今後、メニュー化へ検討を進める考え。
トロッコ体験は、元陸別工務区職員の協力でレール、軌道の安全が確認されたことから、今後の運行システムづくりに向けた調査・研究の一環として行った。銀河線廃止後、乗客を乗せた車両が同駅構外を走ったのは初めて。
この日は無料で同区間を4往復し、合わせて約50人が乗車。乗客は風を切って進むトロッコから、利別川や木々の風景などを楽しんだ。旭川市から訪れた南洋子さん(59)は「風が気持ち良く、とても楽しかった。これだけのものを残しているのは素晴らしいこと。自分も支えていければ」と話した。乗客にはアンケートも実施した。
「りくべつ夏まつり」に合わせて14日にも運行、午前10時から午後3時まで1時間ごとに出発する予定。問い合わせは同鉄道(0156・27・2244)へ。(宮木宗久)
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2009年8月8日の記事
ライオンズ「大麻撲滅作戦」
陸別ライオンズクラブ(石橋強会長)はこのほど町内で、「大麻撲滅作戦」を展開した。
毎年恒例の事業で、青少年を薬物乱用から守るために取り組んでいる。保健所や役場担当職員の協力で、町内で群生している大麻を草刈り機や手で抜くなどし、撲滅を願った。同クラブは今後もこの事業を続ける。
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2009年8月7日の記事
ライオンズがアイス贈呈
陸別ライオンズクラブ(石橋強会長)はこのほど、「2009リ・クリエーションサマーinりくべつ」で来町した子供たちにアイスキャンディーを贈った。
同事業は電機連合と町の実行委員会が主催。今年は道外から25人が訪れ、町内の子供は22人が参加した。石橋会長が「楽しい思い出をつくって」と金丸君にアイスを手渡し、栗木君が「陸別の友達と交流し、思い出をつくります」とお礼の言葉を述べた。
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2009年8月4日の記事
迫力の疾走 オフロードレース陸別全日本選手権
「第28回オフロードレースin陸別全日本選手権」(町など主催)が2日、陸別サーキットで開かれた。時折雨に見舞われるあいにくのコンディションの中、バギーやATVが泥を跳ね上げながらコースを疾走し、迫力のレースを繰り広げた。
道内外からバギー27台、ATV61台が参加。管内勢は、バギーB-1クラスで清水辰美さん(芽室)、オープンクラスで川野晃さん(陸別)が頂点に立った。(杉原尚勝)
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2009年8月4日の記事
親子で大作アート 100周年記念 木片絵画を制作 陸別小
陸別小学校(玉堀泰正校長、児童113人)の開校100周年記念事業の一環で、児童と保護者による記念モニュメントの制作作業が1日、同校体育館で行われた。モニュメントは、色とりどりの木片を並べて描く大型絵画で、9月13日に同校で開かれる「陸小100年祭」(開校100周年記念事業協賛会主催)でお披露目される予定。児童は木片の色付けを、保護者は木片を絵に張り付ける作業を担当し、親子が力を合わせた“大作”が1世紀の節目を飾る。
親子による記念モニュメント制作は、開校100周年に合わせた親子の思い出づくりも兼ねた取り組みとして同協賛会が企画。
モニュメントは、陸別産のカラマツ材を用いた木片(10センチ四方、厚さ1.5センチ)1300枚を組み合わせ、縦1.8メートル、横7.2メートルの大型絵画に仕上げる予定。児童には、親が描き上げる絵画のデザインを伝えておらず、お披露目当日を楽しみにしてもらおうとの“粋”な演出も組み込んだ。
この日は午前に児童が木片の色付けを、夜から保護者が張り付け作業に当たった。このうち、午前の作業には、児童が約80人が参加。児童は1人15枚前後の色付けを担当し、ムラにならないように注意しながら色とりどりのペンキで指定された枚数を次々と塗り上げた。
大谷さんは、「どんな絵になるか分からないけれど、みんなで力を合わせて1枚の絵になるのがとてもうれしい」と大感激。大山さんは「100年の記念に作った絵が、その100年先まで大切に残ってほしい」と願いを込めながら、熱心に作業を進めた。
陸小100年祭では、児童を前に除幕式も行う予定で、同協賛会の本田学会長代行は「100年の節目にみんなで作り上げたという思いが、子供たちの心にずっと残ってくれれば」と期待していた。(杉原尚勝)
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