陸別メール 2007年7月5日
十勝毎日新聞社デジタルメディア室発行
【陸別めーる】より
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2007年7月2日の記事
木製ベンチなど塗装 陸別建設協と傘下2団体
陸別建設業協会(平木道廣会長)と傘下の二世会(石橋堂裕会長)、五月会(小田恵子会長)の3団体はこのほど、道の駅「オーロラタウン93りくべつ」周辺の多目的公園広場にある木製のベンチと各種遊具の塗装奉仕を行った。
3団体が力を合わせてのボランティア活動は初めてで、「お世話になっている町民に恩返しを」と企画した。実際に町内を見回った中で、子供たちを中心とした利用が活発な同広場に着目。遊具などの点検を兼ねて取り組むことにした。
この日は好天に恵まれ、3団体から17人が参加。塗装作業のほか、同広場を囲む歩道の雑草除去にも汗を流した。同協会事務局では「今後も機会をみながら、3団体でさまざまな奉仕活動を展開していきたい」と話していた。(岩城由彦)
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2007年7月2日の記事
「野の花」の写真並ぶ 陸別郵便局
陸別郵便局(正者直彦局長)のカルチャーホールで、元同局職員の佐久間忠さんと坂本良秋さんによる「野の花」写真展が開かれている。
佐久間さんの作品はツルウメモドキやテッセン、アヤメなど。坂本さんは自宅庭のクロッカス、満開のツツジやサクラを写し、陸別の遅い春を感じさせている。7月末まで。
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2007年7月1日の記事
音楽で交流の輪広がる 「しばれロック祭」にぎわう
町内で音楽活動に励む社会人バンドの集り「ロック☆スタークラブ」(佐々木栄一代表)が管内各地のアマチュアバンドなどに呼び掛けた初の野外ライブ「しばれロック祭」が6月30日、町ウエンベツのイベントセンターで開かれた。
今月6日開幕の「ラリー北海道」を盛り上げる意味も込め、音楽を通した地域間交流を果たそうと企画。午後5時半ごろの開演後、陸別のほか帯広、鹿追、新得の計6バンドが30分程度ずつ演奏。網走管内美幌町出身のシンガー松本大地さんもゲスト出演した。
開演前には、陸別保育所と陸別小学校の子供たちがYOSAKOIソーランを演舞。会場には町商工会青年部(本田学部長)がテントで豚丼、チャーハンなどを提供した。雨雲と肌寒さを気にしながらのイベントとなったが、観客は夜遅くまで盛り上がっていた。
佐々木代表は「あいにくの天候にもかかわらず、多くの人が来てくれた」と感激。夏の“しばれ”音楽イベントは今後、管外からも出演バンドを募りながら回を重ね、定着を図る予定。(岩城由彦)
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2007年7月1日の記事
シャトルと宇宙ステーション合体 撮影に成功 銀河の森天文台
北海道上空をドッキングして通過する「アトランティス」と国際宇宙ステーション(銀河の森天文台提供)
銀河の森天文台はこのほど、米スペースシャトル「アトランティス」と国際宇宙ステーション(ISS)のドッキングの撮影に成功した。
十勝上空を飛行する「アトランティス」とISSを、口径115センチの反射式望遠鏡「りくり」で2日間にわたり追尾観測し、望遠鏡に取り付けたビデオカメラに収めた。高度は400-500キロ。
画像の下部中央に白くぶら下がって見える三角形が「アトランティス」。同天文台は2005年7月にもスペースシャトル「ディスカバリー」とISSのドッキングをとらえたが、今回は夜間の撮影を果たした。
画像、映像は同天文台のホームページ(http://www.rikubetsu.jp/tenmon/index.html)で公開している。
町内では10月4、5の両日、スペースシャトル搭乗と約半年間にわたるISS滞在の経験を持つNASA(米航空宇宙局)の宇宙飛行士ジョン・フィリップスさん(56)が、一般を対象にした記念講演などを行う。(岩城由彦)
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2007年6月29日の記事
早春とらえた力作写真 帯広信金陸別支店
帯広信金陸別支店(山本仁支店長)のロビーに、野の花などを撮った写真が展示され、訪れた人の目を楽しませている。
地元ファインダークラブの鎌上紀夫さんが撮影した「ヤチブキ」や、水量の多い時期に勢いよく流れ落ちる滝など、早春をとらえた力作が並んでいる。7月15日まで。
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2007年6月28日の記事
共同募金配分車が到着 町社会福祉協議会
町社会福祉協議会(土屋吉勝会長)にこのほど、道共同募金会から共同募金配分車が届いた。
同募金から一部補助を受けて購入。車いす仕様の車両(車高降下機能)で、なだらかなスロープが付いていることにより、車いすに座ったままで乗り降りができる。土屋会長は「交通安全に気を付け、地域貢献活動に役立てたい」と話していた。
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2007年6月26日の記事
小室さん陸別中の支援員に 道教委委託の学力アッププロジェクト
道教委からの委託事業「小・中学校学力ステップアッププロジェクト(Sプロジェクト)」で、陸別中学校(伊倉将光校長、生徒68人)は今年度、町のシンボルともいえる「関寛翁之像」(道の駅オーロラタウン93りくべつ前)を制作した町出身の彫刻・陶芸家小室吏さん(幕別町在住、コムロ画廊主宰)を学力向上支援員として迎える。8月下旬からの予定で、同校OBでもある小室さんは「先輩として少しでも役に立てれば」と話している。(丸山一樹)
Sプロジェクトとは、専門技術を持つ人材の技能を教育現場で活用する事業。同人材を「学力向上支援員」に任命し、学級担任や教科担当との連携を図る。管内では陸別小、陸別中に昨年度導入され、2008年度までの3カ年で取り組み、研究結果を報告する。
美術授業を引き受ける小室さんは元教員で、1958-60年度には同小でも教壇に立つなど町とのゆかりは深い。日展への出展、道教職員美術展での特選など評価は高く、現在、道の駅前にある「関寛翁之像」は78年に制作した。
小室さんは8月下旬から10月にかけての計13日間来町し、絵画を主に1-3年生の授業をサポートする。具体的内容は今後、町教委や教員と打ち合わせて決めるが、「陸別にちなんだものも、学校の定めるカリキュラムの範囲で導入できれば」としている。
澤村壽展教育長は「豊富な経験、専門性を持つ小室さんに期待している」と話している。
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